面白くて 素敵で 愛おしい のみものの話。

ここ最近、雑誌などでよく目にするのが、ヴァンナチュールの特集。
これまでもブログでワインについて何度かあげた事があるけれど、改めてワインについて書きたいと思います。

ヴァンナチュール、とは
簡単に言えば、自然な作りのワイン、という事。いろいろな定義が諸説あるのだけど、というか逆に これがヴァンナチュール!という決まり事みたいなものは無くて 
例えば、それを作っている生産者さんたちに「ヴァンナチュールの定義は?」聞けばそれぞれ違った答えが返ってくる。造り手が何をもって自然と考えているか、で答えが変わってくる訳です。
ワインを造る為のぶどうが、無農薬の有機栽培であったり。月の満ち欠けや、自然の働きにまかせた栽培方法だったり。醸造行程が自然にまかせたものだったり。
しかしながら、オーガニックワイン、と謳っているものでもぶどうの栽培方法がオーガニックなだけで、醸造行程で酸化防止剤を使っていたり人工的なものを混ぜて、有機栽培を台無しにしているようなものもたくさんある訳なのです。
でも、何がいい、悪い、と決めつける事は出来ないのではないかと思うんです。
結局は、自分が飲んで「おいしい!」と感じて、気持ちよくて心地よいのが正解。だから何もかも有機、自然じゃなきゃ駄目!ってことでもないと考えます。

ワインって、高そうなレストランでびしっとキメたソムリエがサーブしてくれて仰々しく飲む、みたいなイメージあるじゃないですか。僕も最初はそうでした。
ワインに詳しい人たちがこぞってムツカしい横文字を並べてうんちくを語らいながら眉間にしわを寄せてグラスをくるくるしている。知識がない人は相手にされない、というかちょっと鼻で笑われるイメージ笑 
でも本来はそういう飲み物ではないんですよね。フランスなどの本場では、もっとカジュアルでユージュアルな飲み物。
ヴァンナチュール、もなんだか特別なもののようにくくられている感じがするけれど、
そうではなくて、単純に、自然に造られたもの。自然な製法だからぶどう本来のうまみや個性がもろにワインに表れる。それがとても面白くて素敵でいとおしいと感じる訳です。 

食べたり飲んだりするもの、体やヘアにつけるもの、ってそのまま自分のからだの元になるんですよね。そう考えたらいいものに越した事はない。 
いいもの、っていうのはさっきも書いたように 自分がすきなもの。
心地よくて気持ちよくてしっくりくるもの、という事。
あれは駄目、これはいけない、って決まりをつくってしまったらそれはそれでストレスにもなり得るので、ゆるーくたのしくが僕のモットーです。 
時には,「もーぜったい体に悪いでしょ、これ!」っていう物も食べます。いやむしろそういうのも好きです。
大事なのは、体が求めてるものを感じて取り入れる事と、それについて知ろうとすること。
ジャンクなものは何故体に悪いのか。人工化合物や調味料がからだにどんな影響を及ぼすのか。そういったことをしっかり理解してチョイスする必要があると思うんです。解った上で最終的に選ぶのは自分。 とにかく、食べたいもの、飲みたいものには貪欲な僕ですから。

そんな感じで、
美味しいものやワインなんかを今後、upしていきたいと思っていますので乞うご期待。

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About 歳嶋 建国

00年上京 美容師としてのキャリアをMINXにてスタート。 上京を機に制作活動を開始。 以降、写真、映像制作、ペイント、レザークラフト様々なジャンルにおいて制作活動を続ける。 2001年  9.11アメリカ同時多発テロ以降改めて自分のやるべきこと、やれることはなにかを考える。アート、アーティストの重要性を再認識する。 同年より世界各地へのバックパッカートラベルを開始。 ハサミとカメラを手に国境を越えて『髪を切り、カメラにて時間を切り取るプロジェクト』を開始。 髪を切ること、写真を撮ることが世界共通のコミニュケーションツールであることを認識する。 2007年  N.YにてJackson PollockとMark Rothkoの抽象画に感銘を受け作風をアブストラクトペイントへ移行する。 2008年  メキシコにてセノーテの美しさや、色彩の豊かさに影響され自然の色、それを見た時の感情をアブストラクトに表現をはじめる。 技法にとらわれることなく、心の赴くままにアートを楽しむことに魅了されている。 現在もヘアデザイナーとしてヘアサロンMINXaoyamaにてディレクターとしてサロンワークを中心に美容業界誌、一般誌、アパレルブランド等のヘアメークおよび講習活動をおこなう。 ナチュラルな中にどこかエッジの効いたデザインで支持を得ており、サロンに来店するお客様はもとより美容業界誌においても常に新しい作品を発表し注目を集める。 優れたデザインは人を豊かにし、すばらしいアートは心を豊かにする。 アートとビューティーのバランスそれは表裏一体。 そしてそれは繊細なバランスの上にようやく成り立つものだと思っている。 そのバランスを見つけるために今の生活がある。今はそのバランスを探す旅の途中・・・想像し創造しながら。

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