雪と桜と、ヴァンナチュールと。

今日はなんと気温3℃!
先日までの春らしい気候はどこに行ってしまったのか。
雪まで降って桜の花はすっかり落ちてしまいましたね。

今年はあっという間に終わってしまった気がします、花見の時期。
僕はまともに花見には行けませんでした、残念ながら。
みなさんは、綺麗な桜を見ながらいいお酒が飲めましたか?
やっぱり、美しく色づく花の下で呑むお酒は格別ですよね!

頭の中で妄想花見宴会を開きつつ、
僕が、桜の下で開けるならばこの一本。だなぁなんて考えていました。

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ジャン・クリストフ・ガルニエのクラヴィエール・ガメイ 2011です。
これは、僕がヴァンナチュールに出会って間もない頃に飲んだもので、結構衝撃を受けたというかなんというか。
それまでのワインのいろいろなもの、イメージや印象や、とにかくなんやかや、を覆された一本です。
簡単に表現すると、
じゅわっ、と旨味が染みる感じ。
少し発泡していてジュワジュワしているのだけれど、じゅわっ、ていうのはそれだけではなくって
舌に当たった時の甘酸っぱい可愛らしい刺激、優しい感じの甘みなんかが 本当にじゅわーと染みて爽やかでありつつもなんだかちょっとおてんばな少女みたいな印象。

エチケットは自分を飲み込む蛇が描かれていて、かっこいい印象を受けたのだけれど、飲んでみたらとってもキュートなワインでした。

暖かくなりはじめた風を感じながら、桜舞う樹の下で飲むのにピッタリだと思います!
暖かくなって来たこの時期におすすめの一本です。
機会があれば是非,飲んでみてくださいね。

僕は、桜はもう散ってしまったので、爽やかな新緑の中で栓を抜いて楽しもうかと目論み中!

About 歳嶋 建国

00年上京 美容師としてのキャリアをMINXにてスタート。 上京を機に制作活動を開始。 以降、写真、映像制作、ペイント、レザークラフト様々なジャンルにおいて制作活動を続ける。 2001年  9.11アメリカ同時多発テロ以降改めて自分のやるべきこと、やれることはなにかを考える。アート、アーティストの重要性を再認識する。 同年より世界各地へのバックパッカートラベルを開始。 ハサミとカメラを手に国境を越えて『髪を切り、カメラにて時間を切り取るプロジェクト』を開始。 髪を切ること、写真を撮ることが世界共通のコミニュケーションツールであることを認識する。 2007年  N.YにてJackson PollockとMark Rothkoの抽象画に感銘を受け作風をアブストラクトペイントへ移行する。 2008年  メキシコにてセノーテの美しさや、色彩の豊かさに影響され自然の色、それを見た時の感情をアブストラクトに表現をはじめる。 技法にとらわれることなく、心の赴くままにアートを楽しむことに魅了されている。 現在もヘアデザイナーとしてヘアサロンMINXaoyamaにてディレクターとしてサロンワークを中心に美容業界誌、一般誌、アパレルブランド等のヘアメークおよび講習活動をおこなう。 ナチュラルな中にどこかエッジの効いたデザインで支持を得ており、サロンに来店するお客様はもとより美容業界誌においても常に新しい作品を発表し注目を集める。 優れたデザインは人を豊かにし、すばらしいアートは心を豊かにする。 アートとビューティーのバランスそれは表裏一体。 そしてそれは繊細なバランスの上にようやく成り立つものだと思っている。 そのバランスを見つけるために今の生活がある。今はそのバランスを探す旅の途中・・・想像し創造しながら。

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